日帰り秋田の旅

盛岡でわんこそばを食べたところで、母親が角館まで行きたいと言い出す。角館も確かに桜の名所。だがどう考えても桜が咲いている気配はなく。けれども親に逆らえない雰囲気。
角館に行く途中、刺巻湿原というところで水芭蕉が群生していてとても綺麗。唯一今回の旅で花を楽しんだ瞬間ですね。雪解け水が澄んでいて、とても綺麗な風景。ていうか雪解け水なんですよ。そんな気温なんですよ。当然右に見える小岩井農場はスルー。
盛岡から角館への道は仙岩峠という場所を通るんだけれど、そこでの温度計は1℃。さらに雪も舞ってくるというコンディション。ヒヤヒヤしながら運転し、何とか角館に到着。
はい、当然桜なんて咲いていませんね。角館も武家屋敷の枝垂桜と、川沿いの染井吉野が超有名な桜どころ。観光客も多かったけれど、桜を楽しむ、って感じじゃなかった。
ここでの唯一の感動は、丸いポストがあったこと。私が小学生の頃までは街角のいたるところにあった、丸いやつ。先日逓信博物館で見た、懐かしい形のポスト。しかも現役で。思わず写真撮っちゃった。
結局4時くらいに角館を出発。秋田自動車道から東北自動車道を通り帰宅。途中仙台あたりのサービスエリアで、小岩井農場チーズを買って来いとか笹かまぼこ買って来いというメールが着たけれど、ごめんなさい、買ってません。