今年の大河「義経」

毎日仕事が忙しく、日記になるようなネタがございません。そういうときにはストックしておいたネタを放出するしかないわけで。で、今日のお題は今年のNHK大河ドラマ義経」です。
去年の新撰組!の最終回を見た後、来年は見ないんだろうなぁ、と思っていたんですけど、結局見ています、義経。ワタシは特に史実崇拝者というわけではないんですけれど、それにしても今年の大河は無茶しすぎですよ。
まず、何でもう静御前が出てるんですか!義経と静っていくつ違うと思ってるんですか!
史実で義経が初めて静に会ったとされるのは一ノ谷の合戦直後。静は17歳ですよ。そして義経が奥州に下ったのが義経が16歳のころと言われています(さぁ計算してみよう!)。
義経を題材にしたときに必ずネックになるのがヒロインの存在です。「静御前」という超有名なヒロインがいるにもかかわらず、実働期間はものすごく短いんですね。義経と静が一緒に暮らした期間はおよそ1年半。吉野で別れてから、以後2人は2度と会うことはなかったと言うことです。もっとも、悲劇ゆえにこれだけ有名になったのでしょうけれども。
そしてドラマゆえに生み出された新しいヒロインがうつぼ。義経の幼馴染の設定です。こちらも見ているだけでハラハラ。新撰組!捨助みたいになるんじゃないかと・・・歴史の穴埋めをみんなオリジナルキャラクターがやっちゃう、ってのはさすがにもうお腹一杯ですよ。
さて、話題変わって序盤の最大の見せ場である五条大橋での弁慶と義経の遭遇。あの演出を見ていると、序盤の最大の見せ場、じゃなくて全編通じて最大の見せ場なのかもしれない、と思えるくらい力入っていましたねぇ。あの必要以上の桜吹雪は池田屋襲撃のシーンを思い起こさせます。
池田屋のときはエエー、と思いましたけれど、なんか今年は慣れてしまったせいか、ああーココでやったかー、程度にしか思わなくなってしまいました。慣れって恐ろしいですねぇー(笑)
まぁ、文句言いつつも、面白いですよ、義経。とりあえず常盤御前がいい!