随意契約

監査としては何かしら指摘しないと仕事をやっていないように見られてしまいます。何もなければそれでいい、と言うわけには行かないんでしょうね。だってお役所ですから。予算が余ったからそれでいい、と言うわけにはいかず、何とかして使い切る、って言うのに少し似ています。
で、指摘されたのが不動産契約の随意契約。聞けば聞くほどハァ?な指摘。内容は乱暴に言うとこんな感じ。
どうしてここのアパートの賃借料は入札してないの?
ちょっと乱暴に言い過ぎましたかね(笑)。ワタシの職場では、医者の確保のために大学病院から医者を呼び寄せ、その医者を住まわせるためのアパートを借り上げています。そのアパートを借り上げる際に、随意契約による契約を締結したのですが、それが監査は気に入らなかったらしくて。
で、地方自治法167条の2第2号に不動産の借入れは〜ってあるでしょ、って言い返したら、そういうことじゃない、って。じゃぁどういうことなんだと(笑)。
確かに立地がいいせいか、値段は高いんですけど、緊急のときに歩いてでも仕事に来てもらえるような場所と言うことで選んだアパートです。そこに住んでもらわなくちゃ困るわけですよ。○○駅から徒歩5分以内で2DK給湯つきトイレ風呂別で入札!なんてどう考えてもナンセンスでしょうに。
とにかく何か指摘しないといけないって言うもんで、変なところを指摘してきましたけど、結局ワタシに言い返されて帰っていきました。もっと他に指摘するところはいっぱいあるはずなんだけどなぁ・・・大丈夫なのか?ワタシの町の監査は。