成人式

今はどの自治体でもそうなりつつあるんだけれど、ウチのまちでも例に漏れず、成人式ってのは新成人の自主性に任せた式になっているわけで。役所のやることと言えば会場の手配と新成人代表との打ち合わせくらいのもの。
式自体は新成人代表が自分たちでプログラムを作る、いわゆる手作り方式。予算は役所で与えるからその中で上手くやってね、って感じで。
今年の、というか最近の成人式って、冷めているというか現金というか、非常に簡素なんだよね。今年なんか飲み物すら準備しなかった。去年はお茶位はあったんだけれどなぁ。その分の予算は集合写真代に当てたらしいんだけれど、その集合写真も予算じゃまかないきれないから、後日1枚1000円で売るんだそうだ。うーむ、何を考えているのかよくわからんぞ。
よくよく考えると新成人とは言っても20歳になったばかりの奴らに、成人式と言うイベントを企画させたところでその企画力はたかが知れている。なぜ新成人に企画をやらせるかと言うと理由は簡単で、役所が企画すると暴れられるから。自分たちの手づくりなら暴れないでしょ。
役所からすれば暴れられないのはありがたいんだけれど、式自体は意味がない、内容がないものになりつつあるんだろうな、とちょっと寂しい気分。