国勢調査が終わった

とりあえず回収分についてはすべて終了。回収分について、と書いたのは郵送分が残っているから。郵送分は4世帯だけで、そのうち2世帯は送付済みらしいので、ほぼ終わったと思っていいかも。
そんな中で、一番困ったのが「学生寮に住んでいながら結婚しちゃったらしくてそのまま学生寮で二人で住んでいる世帯」。学生寮から世帯を分けて独立世帯扱いにしちゃったのだが(老人ホームの世帯みたいに)これでいいのだろうか?おそらくどっちでもいい、って言う返事が返ってきそうだが(笑)
指導員担当区域は大学の周辺で、一人暮らしのアパートや市営住宅多く、非常に非協力的であった。ある調査員は70世帯受け持ったが、68世帯が封筒に入れて提出してきた。その調査員が私に提出した時に「なんか全然チェックしないで提出しちゃって、同じ手当がもらえるってのもなんか悪いような気がするねぇ」なんて言っていたが、全く持って同感である。事実、封筒に入れて回答をした世帯の3割程度は書類不備であった。
住民票が登録してあれば、住基を調べて書き込むこともできるのだが(これは本当はやっちゃいけないのであるが、おそらくどこの自治体でも黙認していると思う)、住民票のない一人暮らしの学生が一番キツイ。電話をかけてもまず出ないし、電話番号の記載すらない世帯もある。
仕方ないので私が歩く。調査員の意味があるのか、ってくらい。従来は指導員が歩く、ということは考えられなかったのだが、今回は同じような目にあった指導員は多かったのではなかろうか。
兎にも角にも、私のノルマは終わった(はず)。土日潰して、通常勤務後に深夜までチェックを入れて、そしてもらえる手当が世間で言われるほど高いか否か。
少なくとも今回と同じ仕事量で今回と同じ手当なら次回は断りたい、というのが本音である。もしくは調査員をやって全部封筒に入れて指導員に渡すとか(笑)