映画の話

で、I am Sam はアメリカ映画なんですね。アメリカ映画らしくなくて、すごくいいです。アメリカ映画って、ものすごい貧乏な人が2時間の映画で世界一の金持ちになるような、激しい映画が多いじゃないですか。I am Sam はどちらかというとフランス映画タイプ。何気ない日常が描かれていて、2時間の間にちょっとだけ幸せになっている、そんな感じ。そして全編に使われるビートルズ・ミュージック。
実は映画館で観ているときはアメリカ映画だって思わなかったんですよ。イギリス映画かな?って思って。ワタシはパンフレットって買わない人なんですけど、彼女がパンフレットを買う人で、彼女に見せてもらって初めて、アメリカ映画だったんだ!って驚いたんです。
いろんな人の評価を聞くと別れるところのようですが、アメリカ映画らしくないアメリカ映画、という点と、ダコタ・ファニングちゃんだけで十分観る価値があるように思いますよ。