久しぶりにアウトドア

土曜日に登山してきた。と言っても喫茶マウンテンではなくて。アウトドアの登山。
先週くらいの天気のいい日に富士山を遠めに見ながら、富士山登るかぁ、と本気なのか冗談なのかよく分からない会話をしたのがきっかけ。なんせ登山なんか小学校の宿泊訓練の時に会津磐梯山に登って以来していないし。確か磐梯山は1800メートルはあったはずだ。
そんなわけで行って来たのが近所の700メートルほどの山。顧問は職場の上司。このくらいなら余裕だろうと思っていたのだけれど、そこにはワナがあって。
顧問の上司曰く、有名な山ほど整備されていて登りやすい、のだそうだ。確かにそうだ。磐梯山は登山路がきれいだった。がしかし今日の山は違う。完全に獣道。途中道なのかどうかよく分からない道を登る。目印があるおかげでかろうじて方向が間違っていないことがわかるくらいの道だ。
道っぽければまだいい。どう考えても崖のような岩肌を、岩の突起に足をかけて登る。ちょっとしたロッククライミングだ。岩に鎖やロープが打ち付けられており、一見子供向けの自然体験のテーマパークのように見えなくもないが、こちらは本物の山だ。うっかり足を滑らせて落ちようものなら生死にかかわる。
そんなこんなで2時間。ようやく登頂。顧問の上司が持ってきたガスコンロで湯を沸かしカップラーメンを食う。美味い。湯豆腐を作る。美味い。この辺は登ってみないとわからない美味さだ。
食事休憩をしたあと下山。登ってきたということは降りなければならないわけで。下りは登りよりも体力的には楽であったが、重力が加わって2倍の体重をひざ関節が支えるような感じになっていた。ひざが笑う、というのはこういうことを言うのだろうか。一旦休んでしまうと動けなくなるようなそんな衝動に駆られて一気に下山。
その後顧問の上司のアドバイスでしっかりクールダウンのストレッチを行ったおかげで、思ったほどの筋肉痛はなかった。若くてまだまだ体力的に余裕があるおかげだ、ということにしておこう。